沖縄に向かう飛行機から
好きな小説家のコラムを読み終えて、
替わりに手に取った機内誌に
おかしなものが売っていた。
といっても僕にとって、おかしなもの
であって、マニアにとっては堪らない逸品
なのだろう。
何しろ飛行機の機内誌だから
航空マニアなら必ず読むメデイアなのだから。
それは、使わなくなった飛行機のシート
それが、どれほどの価値なのかはマニアでなければ
わからない。
どうでもいい人、その1人は僕だ、
にとっては、この使い古した中古の座席が
なぜ、何十万円もするのか?考えもしないだろう。
安いものでも70万円だ。
今回、売られているのは7席
一点モノなわけで、希望者多数の場合は抽選で
幸運な購入者が決まる仕組みだ。
もちろん、抽選になるだろう。
機内誌にわざわざ掲載して、何十万円もの値段を
付けるわけだから、申し込みが殺到することはわかっているはず。
欲しい人は何十万円を出し、抽選に当たることを願い
どうでもいい人は、なにそれ?、以上でも以下でもない。
顧客を選ぶとか、ニーズを把握するとか、
まあ、そんな要素が詰まっているわけです。
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