いままでの8冊とは、ちょっとちがう内容の本です。
かなり具体的にマネージャーとして、やるべきことが示されて
います。
私自身にとって、今回の「オススメの10冊シリーズ」でよかった
ことは、オススメのコメントを書くので改めて、読み返してみると
新たな発見があったことです。
今回のオススメについては特に、知っているだけで、できていない
ことが多く、わかったつもりになっていることを反省しました。
まだまだ、勉強が足りません。
たとえばいま自分が何人かのグループのマネージャーに昇格した
としよう。部下たちに才能があるのかどうかわからない。
自分が部下を選んだわけではない。とはいえ今は、自分に任され、
自分がパフォーマンスに責任を負う立場だ。マネージャーによっては
部下をすぐ、「勝ち組」と「負け組」という二つのグループに分ける。
「勝ち組」を残し、「負け組」を整理し、「自分で選んだ」人を採用して
その穴を埋める。
最高のマネージャーはもっと巧妙だ。個人的によく話し合って、
長所や弱点、目標、夢についてたずねる。部下一人ひとりの仕事に
密着して、仕事でどんな判断をするのか、どんな対処の仕方をする
のか、だれがだれを助けているのか、そしてその理由は何かを記録
する。さまざまなものを観察する。時間をかける。一人ひとりの才能を
見極める最も確実な方法は時間をかけてその仕事ぶりをよく観察する
以外にはないと考えているからだ。
ドクターシーラボの社長になって、自分自身が本気でマネジメントを
しなければ、どうにもならない時期で同時にマネジメントを浸透させ
次の世代を育てるという局面にぶつかりました。
いろんな情報を取り入れ、実践にどう活かすかを考え抜いたなかで、
もっとも参考にした中の1冊が本書です。
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