もっとはやくこの本に出会っていたらと思う本がいくつか
ありますが、私がこの本をあと10年はやく手に取っていたら
違う人生を歩んでいたかもしれないと強く感じる、とても
影響を受けた1冊です。
初版は平成元年となっていますから、実際は20年前から
読むチャンスはあったのですが、私が知ったのはわずか
2年前でした。出版元の致知出版社藤尾社長に頂戴した
その日から幾度となく読み返しています。
生きるとはどういうことなのか
なぜ学ばなくてはならないのか
この修身(現代で言うと道徳に近いのか)の授業が行われ
たのが昭和12、13年のことなので、約70年前ですが大切な
ことは時代を超えて伝わっていくのです。
しかし、その質量ともに膨大で、そのすばらしさをどう伝えたら
いいのかわからないのですが、赤ペンで線だらけの中から
一部を抜粋させてもらいます。
、、、人生を深く生きるということは、自分の悩みや苦しみの
意味を深く噛みしめることによって、かような苦しみは、必ずしも
自分一人だけのものではなくて、多くの人々が、ひとしく悩み
苦しみつつあるのだ、ということがわかるようになることではないか
と思うのです。
今日もいいことがありますように。
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