松下幸之助さん関連の書籍をいくつか
読んでいて感じること。
言葉の力を大事にすること。
松下幸之助さんは企業文化を伝えるのに
自分の言葉で直接語り、社内報などに自分の言葉を書くことで伝えたそうです。
やはり、そうなのです。
トップの言葉で直接伝える。
これが正しい経営者の姿ではないでしょうか。
そんなことは、いつまでも創業社長が
やるべきではないというのもわかります。
経営幹部が社長に代わってやらないと。
確かにそうなのです。
それも、正しい。
しかし、
経営感覚を持って、自分の言葉で語るには
相当な鍛錬が必要です。
創業社長に代わってできる人が育てば、という条件付きでしょう。
経営者なれる次期社長を育てるのは、創業社長の仕事です。
それができないと企業は継続せず、企業文化は途絶えることになります。
書籍を読むと、
少なくとも、自分にとって代わる
経営者ができるまでは、
社長自らの言葉で組織全体に
伝えることが必須です。
人を育てる企業を作った名経営者の
考えに共感しかありません。
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