子供たちの銀行口座に振込みをした。
お金は先日亡くなったおばあちゃんからいただいた。
生前に
「もし、葬儀に来てくれたら交通費やホテル代がかかるかもしれないから」
と言って親戚それぞれに渡して欲しいと用意していそうだ。
実に見事で美しい。
他人に迷惑をかけない、という日本が忘れかけている精神を
きっちり守っている。
先人から最後に学んだこの精神をさらに後世に伝えるために、
おばあちゃんが愛したであろう彼らの銀行口座に、
彼らが愛したおばあちゃんの名前を刻んだ。
天国から届いた金額以上に大きな贈り物だ。
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