田舎道にて


旅先でも食生活は変えません。





福岡の中心街からバスに乗って、おばあちゃんが入院している病院まで1時間チョットの旅。


乗客はほとんどいない。

30分ほど走ったところで3人組のおばちゃんが乗り込んできて九州弁でしゃべりまくっている。
半分何を言っているのかわからないけれど、なにやら楽しげな笑い声にこちらまで楽しくさせる。

田舎もいいなと思っていると次のバス停で若い女の子が席を立った。
バスを降りたところで運転手に呼び止められる。


前から2列目に座っていたので、やり取りを聞いているとどうやらバス代が足りなかったらしい。
しかし、その女の子はお金がないらしく困っているようだった。
「200円足りない」ということのようだ。


わずかなことだし思わず「じゃあ、これで」なんて100円玉を2つ運転手に渡そうかと小銭入れを
出しかけたら運転手さんが
「わかった、わかった、今日はいいよ」と折れた。
「ごめんなさい」
「また今度ね」

また今度なんてあるのか?たぶんあるんでしょう。


都心でもないことはないのでしょうが、なんだか田舎っぽい純朴なやり取りになぜかホッとした。
人間らしいというか、こういう瞬間的にわかりあえる関係っていいよね。



途中、柿の里という場所があって山一面に柿が実っていました。
まさに壮観!美しい眺めでした。

画像の柿も通りすがりに買った地元の特産品だったのかも。



さあ、明日は都会に戻って仕事モードに切り替えです。



組織学習経営コンサルタント 池本克之の「今日も絶好調!」

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