貴重な体験パート2

「ヤ○ザ」に絡まれた話のパート2です。


車で高速を走っていると徐々に渋滞が始まりました。
そして時々、止まってしまう箇所がでてきたのです。


そんな中、私の前の前を走っていた急ブレーキをかけました。
当然、前の車も急ブレーキ、そして私も当然急ブレーキです。

一瞬止まりましたが、追突はしませんでしたのですぐに走り始めました。


ところが、後ろの車がそのまた後ろの車に追突されたようでした。



「キッーツ、ガッシャン」
音でわかりました。
「アーやっちゃたな」

ところがその後ろの車(追突された車)が私の前に割り込んできて道路をふさいでしまいました。
「何事?!」と思った瞬間、降りてきました「ヤ○ザ」どもが!

「てめえ何やってんだ!降りて来い!」とわめきながらすごい形相で近づいてきます。


「ヤバッ」


もう真っ青です。
正直、身の危険を感じました。
しかも、追突したほうの車も仲間だったのです。
「ヤ○ザ」のベンツ2台に挟まれてしまいました。


「降りたらやられる」
とっさにドアをロックしました。


「ヤ○ザ」のうち若いお兄さん二人が運転席の窓をたたき、ドアを蹴飛ばしてきます。
後で見たら人が蹴った痕とは思えないほどボコボコに凹んでいました。
これだけで立派な器物破損です。


しかし、彼らの世界での考えは違っているようで、
「俺たちが衝突したのはお前のせいだから、修理代はお前が出せ」
「そのかわりお前の車はウチが修理代を出す」


「チョッと待て、オレの車とアンタの車はぶつかってないぞ!」
「車の修理代はあんたたち同士で解決してオレの修理代はアンタが払え!」
今となってはそう思いますが、あの状況ではとてもそこまで考えつきませんでした。



その後、警察が来たもののすでにヤツらは去ったあと。
頼りになりません。


結局、夕方には車の修理屋から連絡があってもう車を預かっているとのこと。
あなたの車も修理するよう言われているので車を持ってきて欲しいと。


修理屋さんも困っている様子。
事情を話してなるべく安く上げてもらうように頼んだもののこれから修理代を払うのか
と思うとナンか腑に落ちないが、、、。



しかし、この状況でもいいことがあるもので、ケガしなくてよかった、丈夫な車に乗っててよかった、
一人で乗っているときでよかった、こういうヤツらとも交渉するすべがなんとなくわかってよかった、、、。

こんな経験は滅多にできないからね。


それにしても世の中いろんな人がいるもんだなあ。

































組織学習経営コンサルタント 池本克之の「今日も絶好調!」

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