あるセミナーに出席した。
ゲストスピーカーでインスパイヤの成毛社長の話が聞けたので紹介したい。
念のため言っておきますが、成毛さんはマイクロソフトジャパンの元社長ですよ。
そう滅多に直接話が聞けるチャンスはないでしょう。
マイクロソフトの成功のある側面は、ネットワークの外部性にある。
外部性が有効に活用されることで、もともとのサービスに莫大な価値が生まれる。
例えば、ビデオの場合は、ビデオデッキの本体そのものに価値はない。
どんなに優れた技術が使われていたとしても、評価されるのは何が映るか、どう映るかであって
ビデオデッキではない。
価値を持ったのはソフトである。
魅力のある映画のソフトがあるか、ないか。
かつてのVHSとベータマックスの争いにもこの側面がある。
「圧倒的シェアを得るためには、
とマイクロソフトの元社長が言うのだよ、
最初は価値がないことがカギである」
セグメント化された周辺商品(ワードやエクセル)に価値があればあるほど、最初は価値がなかった
サービス(ウィンドウズシリーズのOS)がシェアをとることができる。
つながればつながるほどシェアが増える。
しかも早くその仕組みを見つけ出し、早く始めるほど市場が広がる。
ん~、なかなか奥の深い話ではないですか。
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