ランニングハイ0626

走る、走る。
どこまでも走る。


ランニングの基準は距離ではなく時間だ。
それは適切な心拍数でどれくらいの時間続けて走っているかなのだ。

そのために心拍数を計りながら走る。
平常時は1分間に50回程度の心拍がストレッチを終えると60台の後半に上昇する。

ゆっくりと走り始めるとたちまち70、80、まもなく100を超える。
最初の2キロから3キロは120程度までウォーミングアップ。
ジワジワと体に血がめぐりだすのを感じる。


それからが本当のスタートだ。

グッとスピードを上げる。適正の150台に達するまでさほど時間はかからない。
これ以上負荷をかけることもできるが、それでは脂肪が燃焼しない。
150台をキープしながら走る。


20分もするとペースがつかめる。
コースはいつもの緑道だ。
自然と右へ左へと曲がる。体が反応する。
アップダウンが適度なアクセントになる。


このあたりまで来るとハイな状態になってくる。
走る以外何もすることはない。
全身には酸素が含まれた血液が大量に循環している。
心臓より上にある脳に、これほど良質な血液が送られる状況を作るには、この方法が最適なのだろう。


それがランニングハイの秘密だと、私は感じる。


走る。走る。
それ以外にすることはない。


考える。
というより、瞑想に近い状態かもしれない。



将来のこと。
叶えたい夢。
新しいビジネスアイデア。

尽きない、いくらで想いが湧き出てくる。

健康のため、を超えてこの瞬間、ランニングハイがあるから走り続けられるのかもしれない。






組織学習経営コンサルタント 池本克之の「今日も絶好調!」

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