これって絶好調?

サッカー中継を最後まで観ていたので(ワールドカップのアジア予選、バーレーン戦)数時間の仮眠を
取って会社のゴルフコンペに早朝から出かける。

アクシデントその1
高速道路が大渋滞。

普段なら自宅から1時間チョッとでいけるゴルフ場なので、余裕で出発したのに10数キロの事故渋滞で
カーナビによると到着時刻は集合時刻を大幅に過ぎて、自分の組のスタート時刻ギリギリになっている。
抜け道を検索して何とかスタート時刻10分前に到着。

アクシデントその2
ゴルフ場は山の上にあって、山を登り始めてすぐに霧がでてきた。
それもかなり濃い霧だ。視界10メートルというところか。

車の運転はまだいいが、ゴルフには影響がある。
打つ方向はキャディーさんの指示通りに狙うしかなくて、打った瞬間ボールは霧の中に吸い込まれ
見えなくなるのでどこに行ったかはわからない。
ボールの行き先はキャディーさんの勘にお任せだ。

そして、前の組がどこにいるかわからもないので、後続の組はキャディーさんの許可が出ないと
打つこともできない。
キャディーさん同士は、トランシーバーで前後の組と連絡を取ってお互いの位置を確認しあって
いるので、安全といえばそうだが。

進行はどうしても遅くなる。
あわてて到着したが結局、スタートしたのは当初予定より約1時間遅れてしまった。

アクシデントその3
進行はすべてキャディーさん次第なので、慣れているキャディーさんがついてくれればまだいいが
それは巡り合わせなのでどうすることもできない。
われわれの組についたキャディーさんはベテランで性格も明るい方だったので、いい巡り合わせだった
といえる。

もうひとつの巡り合わせはプレーヤーだ。
会社の行事なので幹事さんが、プレーのレベルや部署などを各組に適当に振り分けしてくれるのだが、
すごいプレーヤーと一緒になった。

私はビギナーだろうが上級者だろうが誰と組んでもかまわない人なので、プレー中はまったく気に
しなかったのだがスコアを集計して驚いた。
今まで見たことがないスコアだ。

「264」これがどのくらいすごいかはゴルフを少ししている人であればわかってもらえるだろう。
かなりオマケして、空振りは見逃し、打ちやすい場所にボールを動かすのは当たり前だったので、
まともに数えたらおそらく「300」はいっただろう。

最後まで諦めずによくプレーを続けたし、私を含めた同組の3人も最後までキレずによく付き合った。 



寝不足と霧(雨も)、ビギナーを応援しながらのラウンドが終わり、表彰パーティーに。
次々に順位がカウントダウンされるが、私の名前が呼ばれない。
いいスコアではなかったので、上位ではないだろうと思っていたが、とうとうベスト10の発表になった。

9位、8位、、、、5位、4位、、ついにベスト3だ。
3位、2位、、えっ呼ばれてませんけど、なんかの間違い?さっきよばれたのに聞いていなかったか?

「優勝は、、、」
いいのかなもらっちゃいました。副賞の折りたたみ自転車。

コンペで優勝したときは「同組のプレーヤーとキャディーさんのおかげで、、、」とコメントするように
ゴルフの師匠に聞いていたが、まったく予想していなかったので気の利いたコメントもできないまま
大きな箱をトランクに押し込んで帰路に着いた。


「みなさんのおかげで優勝してしまいました。運も絶好調のうちということで今回はありがたく戴きます」






















組織学習経営コンサルタント 池本克之の「今日も絶好調!」

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